社員
インタビュー

自分のアイデアを自由に活かせる、チャレンジできる会社。

福本吉洋

福本吉洋

商品開発部

1996年入社。愛媛大学出身。入社後は営業部に配属された後、本社の商品開発部で、浄化槽や上水・下水処理場で使われる部品の開発や、海外向けの製品、災害対策製品の開発を行なっています。

営業時代の経験が、研究職の今も活かされている。

本社の商品開発部で、浄化槽や上水・下水処理場で使われる部品の開発や、老朽化対策の製品や海外戦略に絡めた海外向けの製品、配管の逆流防止や浸水シャッターなど豪雨対策など災害対策製品の開発を行なっています。
もともと研究職希望で入社したのですが、まずは営業で経験を積むという会社の方針もあって入社後は営業部に配属されました。大学では工学部で応用化学を学んだものの、排水処理に関係する勉強をしてきたわけではないので、水処理業界については全くの素人。営業からスタートしたことで商品知識やコスト面の感覚も身につきましたし、お客様からもこの業界のことをたくさん教えてもらうことができました。最初から研究職に配属されていたらこうした知識や情報を身につけることはできなかったと思うので、当時の経験は研究職の今もすごく役立っていますね。
4年間の営業を経て研究所(現・商品開発部)に入りましたが、当時のお客様とは今でもときどきお付き合いがあります。「こんなのがあったらいいな」というお客様や現場の管理業者さんたちのご要望を直接聞くことができ、商品開発の参考にもなっています。

福本吉洋

研究職だけど、ときには現場監督のような経験もしました。

研究職に就いてからは、装置開発を主に担当していきました。かつては“餅は餅屋”という考え方だったので、開発は社内で行うけれど、機械の部分は機械屋さんに、電気関係は電気屋さんに、と外注業者さんにお願いをしていました。しかし、初めて作る部品や装置を依頼しているのでこちらの希望通りに上がってこないことも多く、最終的には業者さんから断られてしまうこともありました。
こうした経験から、どんなことでもとりあえず調べて、作ってみて、自分たちでやってみようという考え方に変わりました。出来上がった装置を現場に直接設置に行ったり、規模の大きなものなら試運転調整や据付指導をもしたりと、ときには現場監督のようなことも経験しましたね。大手企業とは違い何でも自分たちでやらないといけないのですが、逆に考えると型にはまった仕事だけをこなすような会社ではないと言えると思います。トラブルの際には、営業で身につけた交渉力が役に立ちました。

福本吉洋

自分のアイデアを自由に活かせる、チャレンジできる会社。

会社のルールの範囲内なら自分の考えで自由に動くことができます。過去には、自身の発案でプログラミングをつかった自動灌水装置の開発などを行ったこともあります。コスト面でうまく行かず結果的に商品化には至りませんでしたが、社員が「やってみたい!」と言えばどんどん挑戦させてくれるので、やりがいを持って仕事に取り組むことができます。
今後の個人的な目標として、かつて主流だった汚泥処理装置などが時代の流れもあってニーズが減ってきているので、それに代わる新たな装置の開発などにも着手していきたいと考えています。また、当社の海外展開の一つとして無動力でできる浄化槽「DMR」の開発に力を注いでいます。データを揃え、さらに性能を高めて、インフラが整っていない地域にも当社の技術をもっと広めていきたいですね。

福本吉洋

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