社員
インタビュー
独自の開発力を武器に、国内外の市場拡大へ。
奈良岡健郎
専務取締役
1994年入社。千葉大学出身。専務取締役という立場に在りつつ、今でも営業としてお客様のところにも足を運んでいます。
小さな業界だからこそ、独自の開発力で継続的な利益追求を。
関西化工株式会社は、液晶や半導体工場などで使われる超純水などを作る技術のための部品、上下水処理施設などで汚水の浄化に使われているための部品など、水処理に関する幅広い製品を開発・販売している会社です。
創業より水処理事業に特化してきた当社は、メーカーとしての長年の実績から自社商品の開発に力を注いでいます。水処理業界は決して大きな市場ではないので、既存製品と同じものを作っていても他社との価格競争になるだけで、会社として継続的に利益を上げてゆくことはできません。世の中の動向やお客様のニーズを取り入れたオリジナル製品や他社では難しいような特殊な製品など独自の開発力を強みに、スピーディーな商品開発で会社全体の売り上げにつなげています。
新規開拓はとてもエネルギーのいる仕事。
部下が受注を取ってきたときは、自分のことのように嬉しい。
新卒入社の方には、入社後1年前後は先輩と同行営業をして、当社の方針を少しずつ覚えてもらいます。最初から難しいことを覚えて欲しいとは考えていません。電話対応の仕方や名刺の出し方など社会人としての基本的なマナーから学んでもらい、いずれ自分なりの営業方法を身につけてもらえればと思っています。入社後すぐに歳の離れた先輩と同行するのは気を遣うこともあると思うので、話しやすく相談もしやすい年の近い社員と同行してもらうようにしています。
現在私は専務という立場にいますが、営業としてお客様のところにも足を運んでいます。長年営業をしてきましたが、何年経っても新規開拓はとてもエネルギーがいる仕事です。お客様を訪問し、立て続けに断られ続けたりすると嫌になってくることもあります。こうした経験をたくさんしてきたからこそ受注がとれた時は嬉しいですし、部下が何十件と回ったなかで「やっと一件受注が取れました！」なんてときは、自分のことのように嬉しく感じます。
海外需要も延び続ける関西化工株式会社。
当社の商品を世界の国々へ。
当社の雰囲気は、ひとことでいえばフラット。ピラミット型の窮屈な組織ではなく、入社年次や役職による上下関係も強くありません。必要以上に気を遣うこともない、みんながフラットに仕事をする環境です。当社の営業は、すでに世の中にある商品をただ売って回るだけの仕事ではないので、いろんなお客様と情報交換しながら「こういうものを作ったら売れるんじゃないか」と自分たちで考え、新しいものを生み出していく楽しさがあります。自分のアイデアが形になる、というところに興味を持っていただける方なら、仕事を楽しんでもらえると思います。
僕らが社会人になった頃には考えられないことですが、最近はインターネットを通じて海外からの注文が入ることも増えました。今はアメリカやアフリカ方面からの問い合わせが多いですが、今後はインフラ整備されていく東南アジアなどの需要も増えてくると予想しています。国内外の市場にも目を向け、当社の商品を世界の国々に普及させていきたいと考えています。