社員
インタビュー
自分の手で作ったものが、この街のどこかで使われていることが嬉しい。
渡部秀記
製造部
1994年入社。愛媛県立東予工業高等学校出身。製造部の統括マネージャーとして、本社の製造部と四国と埼玉の工場の統括管理を行なっています。
人の手できちんと作られた製品を、お客様に届けています。
製造部の統括マネージャーとして、本社の製造部と四国と埼玉の工場の統括管理を行なっています。塩化ビニル(塩ビ)の加工をメインに、本社から来る製造注文書に対して各工場に梱包出荷の指示を出したり、外注業者さんとの図面の打ち合わせや納期の確認したりなどが主な業務です。
この会社に入って驚いたのが、ほとんどの製品が人の手できちんと作られていることです。以前は家電メーカーの下請け企業で部品の生産ラインに所属していたこともあり、当社もてっきり同じ形態だと思っていましたが、図面に沿って商品を製造し、梱包・出荷するまでのすべての工程を人の手で丁寧に行なっていることに驚きました。自分の手でつくったものが商品として出ていくのはやっぱり嬉しいですよね。出荷する商品にはそれぞれ現場名を記載していて、人気のテーマパークや球場などでも当社の製品が使われています。これまでの仕事では製造行程のほんの一部分にしか携わることがなかったので、自分が作った製品がどこで使われているのかを知ることができますし、実感も湧きます。
笑い声が絶えない雰囲気。
適材適所で、みんなが働きやすい環境づくり。
「製造」というと工場内で黙々と作業をするイメージがあるかと思いますが、当社の製造部は常に笑い声が響いているようなわきあいあいとした雰囲気です。工場内がシーンとして機械の音しか聞こえないような無機質な空間だと、仕事をするのが嫌になってきてしまいますよね。なにより、私自身が楽しい雰囲気のほうが好きなので、こまめに声をかけたり仕事の様子を気にかけるなどしながら工場内の雰囲気づくりにも気を配っています。
みなさん真面目に仕事に取り組んでくれる人ばかりですし、難しい仕事をお願いしても嫌な顔をせず引き受けてくれます。人は誰でも得意・不得意があるので、それぞれの適材適所を見極めて、苦手な作業は得意な人がカバーしてあげて、お互いに協力しあって仕事を行なっています。
ついつい塩ビが目に入ってしまう。職業病です(笑)
平成6年に入社してから25年以上塩ビの加工に携わってきたので、塩ビに関することにはとても詳しくなりました。道で塩ビのパイプを乗せているトラックを見かけたら「あの塩ビ、どこにいくのかなぁ」とか思ってしまいますし、身の回りの塩ビ製品にすぐ目がいってしまいます。最近ではコロナ禍でパーテーションが置かれているところが多くなったので、ついつい「あ、これ上手に加工してるなぁ」「ここはもう少し上手く加工したほうがいいんじゃないか?」など仕事目線で見てしまうことも。職業病ですね(笑)
製造部としては、今後3Dプリンターを利用した製品づくりを進めていきたいと考えています。同業で導入している会社はまだまだ少ないので、当社が一足先に進めていけたらいいですね。実際にプロジェクトを進めるとなると仕事の難易度はかなり上がります。ですが、頑張れば頑張っただけ自分に返ってくるのが関西化工という会社なので、チャレンジしてみる価値はあると思っています。