2025年12月20日、関西化工では第11回オリジナル商品開発コンテストを開催しました。
社内で進められてきた商品や仕組みづくりの取り組みを発表し、社員全員で評価するこのコンテストは、関西化工のものづくりの姿勢を象徴する社内イベントの一つです。
では、この「独創提案書」と「オリジナル商品開発コンテスト」について、改めてご紹介します。
この背景には、社員一人ひとりのアイデアを大切にし、次の製品や仕組みへとつなげていくための、関西化工ならではの社内制度があります。
社内制度については、以下のページでも紹介しています。
▼社内制度のご紹介
https://kansaikako.co.jp/recruit/welfare
今回は、オリジナル商品開発コンテストの概要とともに、その土台となっている「独創提案書制度」や「オリジナル商品開発会議」について紹介します。
【目次】
独創提案書制度 ― 誰でもアイデアを共有できる仕組み
関西化工には、入社年次や部署を問わず、誰でも自分のアイデアを社内に共有できる「独創提案書制度」があります。
新入社員であっても、日々の業務や現場で感じた気づきを、提案という形で提出することができます。
この制度は、特別な発想力を持つ一部の人だけのためのものではありません。
業務の中で感じた小さな違和感や改善案を、まずは言葉にして出してみることを大切にしています。
今年は独創提案書の提出件数が過去最多に
2025年は、1月1日から12月20日までの期間で、独創提案書の提出件数が216件となり、過去最多となりました。
独創提案書は、社員が「考えること」を継続できるよう設計されており、アイデアを出すこと自体が日常の一部として根づいています。
こうした積み重ねが、オリジナル商品開発会議、そしてコンテストへとつながる土台となっています。
この数字は、制度が形だけのものではなく、社員一人ひとりが日常的に考え、提案する文化が社内に広がっている証明でもあります。
オリジナル商品開発会議 ― アイデアを形にしていく場
独創提案書として提出されたアイデアの中から、商品や仕組みとして具体化を目指すものについては、「オリジナル商品開発会議」がスタートします。
この会議では、部署や世代の異なるメンバーでチームを編成しており、多角的にアイデアを検討できるようになっています。
特定の部署の視点に偏らないよう、普段は関わる機会の少ない社員同士が同じチームになることも特徴の一つです。
オリジナル商品開発会議コンテスト ― 第11回の開催と当日の様子
オリジナル商品開発会議は、6か月を一つの区切りとして、6月と12月に成果発表の場が設けられます。
今年12月20日には、第11回オリジナル商品開発会議コンテストが開催されました。

発表では、半年間取り組んできた内容を各チームのリーダーが紹介し、それぞれの視点や工夫が共有されました。
普段の業務では知ることの少ない他部署の取り組みに触れる機会にもなっています。
社員による投票の結果、優勝チームと準優勝チームが決まり、全社でその成果が称えられました。
成果は、ミッションが達成できているかどうかや、固定観念にとらわれない取り組みが出来ているかなど、さまざまな視点から評価されます。
このコンテストは、成果を競う場であると同時に、社員同士が互いの取り組みを知り、刺激を受ける場として毎回開催されています。
独創提案書から始まり、オリジナル商品開発会議を通してアイデアが磨かれ、コンテストで共有される流れは、今後も続いていきます。
既に次回のテーマ、ミッション、チーム編成は動き出しています。
次回のオリジナル商品開発会議でも、独創提案書の中から新たな商品や仕組みが生まれてくる予定です。
